春こそ要注意な紫外線の対策②

FMとやま「気ままプラン 美肌生活はじめましょう!」5.23放送の番組でお話ししました、「春こそ要注意な紫外線の対策」についてまとめました。

紫外線とシミ

〔紫外線の多い時期〕
3月から急に増え始め5月〜8月にかけてピーク、特に3月〜6月にかけての紫外線は強力で皮膚にダメージを与えやすいので要注意なんです!
◎晴れの日に注意しなければいけないのは勿論のこと、雨の日でも晴天時の約20%〜55%、曇りの日で約80%〜95%にも達しています。つまり紫外線の量は、曇りの日でも晴れの日でも、ほとんど変わらないのです。
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曇っているからといってUV(Ultra Violet)対策を怠ってはダメダメ!
紫外線とシミ

〔シミのメカニズム〕
ホルモンのアンバランスにより、メラニンが増加し、紫外線で悪化します。
【メラニン色素は生成と排泄を繰り返します】←大事なとこ
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メラニン色素は表皮の基底層細胞(メラノサイト)でチロシンというアミノ酸から生成
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チロシンはチロシナーゼと呼ばれる酸素酵素によりメラニンへと変化
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本来は通常の表皮のターンオーバーによって角質とともに垢として排出される
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《紫外線》➡角化細胞(ケラチノサイト)に異常が起こる。
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メラノサイトに「メラニンを作りなさい」と指令を出し続け“過剰にメラニンが作り出される”
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過剰に作り出された“メラニン色素はターンオーバーとともに排出しきれず残ってしまう”
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《シミ》
紫外線とシミ

〔メラニンの役割〕
細胞の中にある核が、紫外線や活性酸素により破壊されたり変異したりすると、細胞が脂肪したりガンになったりする。
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防ぐ為に基底層のメラノサイトはメラニン色素を産生し真皮に紫外線が届かないようにブロックする“日傘のような役割”
※メラニン=悪者ではなく、➡人間を守る為にあるのです。
紫外線とシミ

シミ(色素沈着)

〔原因〕
①長期にわたりUV-A蓄積 UV-Bの強い刺激
②刺激〈タオル〉ごしごし擦る、ナイロン製はNG
〈スポンジ〉ファンデーションパフを洗わず不潔なまま使用じゃNG
〈チークブラシ〉
〈下着の締め付け〉
③ストレスや睡眠不足・過労などによるホルモンのアンバランス
④加齢により新陳代謝が遅れ、メラニン分解の速度が遅くなる
⑤お手入れ不足、マッサージ不足、運動不足により血行が悪くなっている

〔対策〕
〜普段の生活では〜
①紫外線を浴びすぎない(ファンデーション、日傘、帽子などで防ぐ)
②新陳代謝をよくする(マッサージなど)
③充分な睡眠と規則正しい生活
④バランスのとれた食事(ビタミン摂取)
⑤お酒やタバコを控える(特にタバコはVcを破壊します)
⑥ストレスをため込まない(自律神経と内分泌系のバランスをくずします)

〜海では〜
①日焼け止めはマメに何度も塗り直す
②露出する面積を少なく、帽子やタオル、羽織り物で保護
③水分をよく摂って、新陳代謝を活発にする(血行を良くする)
④当日、寝不足にならないように
⑤日陰にいても安心はしない。怖いのは直射日光と水面やビーチの照り返し

〔お手入れ方法〕
新陳代謝、血行を良くしてあげる
血行が良いと不要なメラニン色素もスムーズに排出される

ローションの塗布
適量を手に取り、“少し体温であたためて”顔全体に馴染ませます。
しばらくそのままおきます。
その後、指先でパタパタとパッティングします。
指でパッティングすることで、たるみやシワも防ぐ効果があります。

春こそ要注意な紫外線の対策
〈パッティング方法〉
まずは頬からはじめます。
(ただし毛細血管が浮いている人や、頬の中央が赤い方はあまり強く叩かない)
次に、額、髪の毛の生え際の部分もし、そしてあごから首に移動します。特に二重あごが気になる方はしっかりとパッティングしましょう。