夏のスキンケアは乾燥に注意!

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肌の乾燥といえば、空気が乾燥する冬のイメージが強いかもしれません。
夏は汗をたくさんかき、肌がベタつきがちなので乾燥するイメージがないかもしれません。
しかし、実は夏も肌が乾燥しやすい季節なのです。

乾燥する原因

① 汗や皮脂
汗をかいた後、その汗が蒸発する時に肌の水分も奪ってしまう
乾燥した肌を守ろうとして皮脂が多く分泌(肌にとって負担)
↓  ↓  ↓
紫外線によって酸化しニキビなどの肌トラブルに
→ 体温調整をする重要な役割
② 紫外線
皮膚のバリア機能の低下を招き乾燥肌へ
↓  ↓  ↓
肌の水分を保持する作用(肌の潤いが守られている)
肌の真皮にあるコラーゲンやエラスチンを変性させ肌のハリの低下、シワも引き起こす
③ 冷房
冷房の効いた室内は湿度が低く空気が乾燥しているため肌の水分が奪われやすい

乾燥からお肌を守るポイント

① 洗顔
朝夜の洗顔で汗や皮脂汚れをしっかりと落とし清潔な肌を保つ
洗顔後すぐに保湿する(化粧水、乳液やクリームで肌の潤いを守る)
② 紫外線対策
日焼け止め、日傘、帽子、サングラス(生地の色:暗い色調の方がよい)
③ 水分をこまめにとる
体内の水分と肌の水分は関係している(体内の水分量減→肌乾燥)
④ 栄養のバランスの整った食事を摂る
偏った食生活は乾燥肌や肌悩みを引き起こしやすい
〈タンパク質〉
筋肉、骨、血液・瓶などさまざまな組織のもとになる栄養素
(肉、魚、卵、大豆、大豆製品、乳製品など)
〈ビタミンA〉
皮膚やりなどの粘膜を正常に保ち肌に潤いを与える
(レバー、卵、ウナギ、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草など)
〈ビタミンB群〉
皮膚のターンオーバー周期を維持し、タンパク質のエネルギー変換を促す
(肉・魚介類、にんにくなど)
〈ビタミンC〉
コラーゲンの生成を助け、メラニン色素の生成を抑制する
(オレンジ、いちご、キウイ、ブロッコリー、キャベツなど)
〈ビタミンE〉
強い抗酸化作用があり血行促進し肌の老化を防ぐ
(植物油、アーモンドなどのナッツ類、アボカドなど)
〈亜鉛〉
皮膚のターンオーバーに欠かせない酵素を作る栄養素。新陳代謝アップ
(牛肉、牡蠣、卵黄、チーズ、ウナギ、海藻など)
④ 入浴で血行をよくする
全身の血行を促し、肌表面の温度を上げる
夏の暑い日や忙しい時にはシャワーで済ます先も多いかもしれませんが、
美肌を目指すなら湯船に浸かりましょう
⑤ 適度に部屋の加湿を行う
肌にとってちょうどよい湿度は60%
室内の湿度を一定に保てば肌の潤いの減少を防げます

夏の乾燥肌からお肌をしっかりと守るためにも、
日々の生活習慣やスキンケアを見直すことは大切です。
今回のお手入れのポイントを参考にしていただき、
今年の夏はトラブル肌に悩まず 楽しく過ごしましょう!

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毛穴の種類とケア方法

湿気が多くなってくる 6月からは肌トラブルも増えてきます。
そして毛穴が目立ってくる季節……
毛穴のトラブルにも種類がありケアの方法も異ってきます。

毛穴の役割

① 皮脂を分泌して肌を乾燥や外部刺激から守る
② 外気温に合わせて体温調整を行う
皮脂はバリア機能によって細菌などの異物の侵入を防ぎ潤いを保っています。
皮脂を分泌し皮脂膜での守りをサポートするのが毛穴の役割です。

毛穴の種類

① すり鉢毛穴 → 頬の内側
・毛穴がすり鉢状に開く
・加齢や刺激、皮脂の酸化で毛穴周辺の細胞の成長が
 正常に働かず厚く盛り上がり毛穴が目立つ
② 詰まり毛穴 → 鼻・眉間・顎
・触るとザラザラしている
・古い角質の蓄積と過剰な皮脂分泌
③ たるみ毛穴 → 頬
・毛穴が涙型
・こめかみをひっぱると目立たなくなる
・コラーゲン、エラスチンの減少、劣化
④ 黒ずみ毛穴 → 鼻
・毛穴が黒く触るとザラザラしている
・毛穴に詰った皮脂が酸化している

間違った毛穴ケアをしていませんか?

① 指で角栓を押し出す
  周囲の肌を傷つけ、また雑菌が炎症を起こします
② 毛穴パックシート
  まわりの角質を剥がし、どんどん角質が固くなります
③ オイルクレンジング
  毛穴に汚れを押し込めて詰まらせます
④ 洗顔のしすぎ、強力な洗浄剤
  皮脂分泌の過剰やキメが乱れたりして毛穴が目立ちます

ケア方法

① クレンジング、洗顔で皮脂や古い角質をきちんと落とす
  夜のクレンジングは毛穴の気になるTゾーンから
② ビタミンCをたっぷりと毛穴にチャージ!
  効果
 ・皮脂分泌を抑える
 ・角層をやわらかくして毛穴詰りを防ぐ
 ・毛穴周りの炎症を抑える
 ・コラーゲンを増やしてたるみ毛穴を防止
③ 乳液、クリームで潤いを閉じ込める
  バリア機能が乱れた肌に乳液やクリームでフタをすることで
   潤いが保たれバリア機能の回復も促される
④ 毛穴を引き締める温冷法
 (1)洗顔後お湯で内側から毛穴を温める
   口の中にお湯を含みしばらくそのままに、
   首にタオルを巻くとより温め効果UP
 (2)冷タオル→ ホットタオル→冷タオルで肌を引き締める
 (3)クリームをたっぷりと塗布しラップをし、その上からホットタオルを乗せる
 (4)ラップを外し浮き上がった汚れと油分を軽く押え拭き取る
 (5)化粧水から通常のスキンケア

毛穴のケアはその場しのぎではなく日頃のケアが大切!
ホームケアは毛穴を完全になくすものではなく、
悪化を防ぐものと考えケアしていきましょう。
ホームケアでできないお手入れはサロンケアでカバー!
少しでも進行を防ぐために、日々の地道なケアを続けることが大切です。

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シミの種類と予防方法

シミの予防

シミができる主な原因は「メラニンの過剰生成」と「ターンオーバーの乱れ」です。
肌内部で生成されたメラニンが滞留することでシミとなります。
シミにはいろいろな種類があります。あなたのシミはどのタイプ?

シミの種類

シミのいろいろ

① 紫外線が原因でできるシミ
老人性色素斑(日焼け記憶シミ)
 ・30代以降に多い
 ・輪郭がはっきりしている
 ・放っておくと大きくなる
肝斑(ぼんやりシミ)
 ・40代以降に多い
 ・はっきりした境界がなくぼんやりしている
 ・左右対象にできる
 ・顔の高い所にできる(頬骨・額・アゴ)
脂漏性角化症(出っ張りシミ)
 ・40代以降にできる
 ・UVによって大きくなる
 ・茶や黒のイボ状のもので、ほくろのようなシミ
《対策》
日焼け止めや、帽子・サングラス・日傘など対策グッズの活用
抗酸化作用で、UVからのダメージを守るビタミンAなどの摂取

② ホルモンバランスの乱れ → 加齢やストレスが原因、ターンオーバーの乱れ
角質汚れシミ
 ・お肌がザラザラしている
 ・トーンが暗い
 ・透明感がない
《対策》
睡眠は7時間以上を確保、起きる時間を毎日固定
軽い運動を日々取り入れストレスの緩和

③ 活性酸素が原因でできるシミ
 ・老人性色素斑
 ・肝斑
 ・そばかす
 ・脂漏性角化症
《対策》
活性酸素はストレスや紫外線、大気汚染・タバコなどによっても発生。
紫外線対策をはじめストレス解消法を見つけ生活習慣を整え、タバコを止めるという対策が必要。

④ 傷や摩擦が原因でできるシミ
炎症性色素沈着
 ・20代、30代に多い
 ・ニキビの跡、カブレの跡、傷跡などにUVを浴びて反応が起きる
 ・パーマ液やカラー剤などでも起こる
肝斑
《対策》
ケガや虫さされ、やけどやニキビ跡など傷を作らないようにする
肌に触れる際は優しく丁寧を心がける

まとめ

シミの種類 シミの原因
老人性色素斑 ・紫外線・加齢
炎症性色素沈着 ・傷跡・やけど跡・ニキビ跡・かぶれ跡
肝斑 ・紫外・女性ホルモンの乱れ・摩擦
そばかす ・遺伝・紫外線
脂漏性角化症 ・紫外線・加齢

肌トラブル

シミは種類別にできる原因と対策方法が違います。
自分のシミの種類と原因を知って予防、改善をしていき
美肌への第一歩を踏み出しましょう!

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